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お客様とのつながり、環境への取り組み

お客様とのつながり、環境への取り組み

お客様や地域社会とのつながり、羽車が続けている環境に配慮した取り組みをご紹介します。

お客様や地域社会と羽車とのつながり

●年に一度の工場見学ツアー
毎年秋頃に堺市本社にて、工場見学ツアーを開催しています。お客様をガイドするのはHAGURUMA STOREカスタマーセンターのスタッフで、工場では、普段から自分が動かしている機械の説明を、工場スタッフが行っています。3原色のインクを練って目標の特色になるよう色合わせをしたり、自分の活版名刺を印刷する現場に立ち会うなど、毎年ツアー内容を企画し、たくさんのお客様をお迎えしています。
工場見学ツアーの開催は、メールニュースよりご案内しています。(月2回配信)


>メールニュースのお申込み



●地域との交流イベント かるた市(2014年〜2018年)
地域のお客様との交流として「かるた市」を大阪・東京にて開催しました。総務部スタッフの発案によりスタートした紙を楽しむイベントは、小さなお子さまからご年配の方まで世代を問わずご好評いただきました。(現在は終了)




●1日限定ショールーム
大阪市内にて1日限定ショールームを開催しています。実際の印刷加工サンプルを自由に手に取りスタッフに相談いただくことができるため、デザイン関連のお客様が多数ご来場くださっています。(不定期開催)



環境に配慮して続けていること

環境に配慮したオリジナル紙素材の開発
私たちは、オリジナルの紙素材をご提案しています。コンセプトは質感の良いものです。手にしたときに風合いを感じる紙素材を目指して開発を続けています。「良い紙とは何か?」を社内で話し合う中で、表面的な色や表情はもちろん「安心して使える紙」かどうかという視点も重要です。 原料として使われる森林、パルプから紙に製造されるときの環境、素材もそれに携わる人も安心して作り続けることが可能な紙素材。今後もこのことを大切にしていきます。


●コットン スノーホワイト/ナチュラル
羽車の定番であるコットンは非木材紙。ECF(無塩素漂白)パルプで作られ、適切に管理された森林に由来することを示す森林認証紙です。3年の開発期間を経て2002年に発売しました。適度なコシとやわらかさのあるコットンペーパーはお客様の名刺や封筒、挨拶状やグリーティングカードなど幅広くお使いいただいています。

オリジナルコットンペーパーの上品な印象を活かした、ホテルの開業案内状





●HAGURUMA Basic プレインホワイト/ライナーグレイ
2017年に発売したHAGURUMA Basicシリーズは、コットンと同じように素材から抄造に至るまで、すべてにおいて持続可能な作り方をしています。古紙配合率70%以上でECF(無塩素漂白)パルプを配合。適切に管理された森林に由来することを示す森林認証紙です。

HAGURUMA Basicのラフな質感を活かしたブランドブック





●人にやさしい リップルカット封筒
2018年に発売したリップルカットは使い手を考えて開発しました。紙の端をさざ波のような形状にすることで封入する際に指を傷つけにくくなっています。実際に使っている方の悩みから「使い手にもやさしい商品」を目指してきました。波形部分は高さを検証し、最も効果的な形状に辿り着きました。切り傷が100%なくなることはないでしょうが、少しでもそのようなトラブルが避けていけるよう、これからも改良を続けていきます。





●0円ペーパー
0円ペーパーは、名前の通り「0円」でお客様へ販売しているものです。多くの紙素材を扱う私たちの工場では、どうしても用紙の端が切り落とされ廃棄されます。その余った部分は小さなメモとしてスタッフが使っていましたが、それでも大量にできあがるため、お客様に0円で購入していただくことにしました。サイズはA6で紙の種類は選べませんが、アイデアや覚え書きなど、気軽なメモ用紙として使っていただけると思います。おかげさまで2011年からの累計で10トン以上の紙をごみにせず、お客様に使っていただくことができました。(2019年12月現在)


>0円ペーパー


●リサイクルケース
封筒を入れるケースには、工場で廃棄する余り紙をリサイクルしたものを一部使用しています。





TOKYO ART BOOK FAIR 2017

地球環境や地域社会、お客様とのつながりは、私たちが企業として活動するなかで欠かすことのできないかかわりです。これからも「羽車らしいかたちでの かかわり方」を模索しながら活動を続けてまいります。またイベントや取り組みなどを通じて、皆さまとのつながりを豊かになることを目指してまいります。


>CSR活動報告書